在留資格ビザについて

About residence status visa

ベトナム人やマレーシア人が日本で働くためには、在留資格（ビザ）を取得する必要があります。国籍によって大きな違いはなく、職種や雇用形態によって必要なビザの種類が決まります。以下に、主なビザの種類と申請手順をわかりやすくまとめます。

主な就労ビザの種類

Main types of work visa
ビザの種類対象職種特徴
技術・人文知識・国際業務
（技人国）		IT、通訳、営業、設計、マーケティングなど学歴や実務経験が必要
特定技能（1号・2号）介護、建設、農業、外食、製造など技能試験・日本語試験合格が必要（1号）／より熟練の業務は2号
技能実習製造、建設、農業など技能の習得が目的（2027年以降、制度変更予定）
高度専門職高度な技術や知識を要する職種ポイント制で永住に有利
経営・管理会社の設立・運営起業する人向け
企業内転勤海外子会社からの転勤者同じ会社での転勤が前提

申請手順（雇用先がある前提）

Application procedure (assuming you have an employer)
1
企業と雇用契約を結ぶ

・労働条件通知書 or 雇用契約書を作成
・日本の企業が在留資格の取得をサポート

2
在留資格認定証明書（COE）or 各申請書を日本の入国管理局へ

・日本の受入企業が提出
・必要書類（例：履歴書、卒業証明書、会社の登記簿謄本など）

3
COEが交付されたら、母国の日本大使館・領事館でビザ申請

・COE原本＋パスポート＋ビザ申請書
・通常1週間程度で発給

4
日本に入国、在留カードが発行される

・COE原本＋パスポート＋ビザ申請書
・通常1週間程度で発給

5
日本に入国、在留カードが発行される

・入国審査の際に在留カードを受け取り
・住民登録や健康保険の手続きも行う

注意点

Points to note
  • 言語スキル：特定技能や技人国ビザでは日本語能力試験（JLPT N4～N2程度）が求められることが多いです。
  • ビザの更新：多くのビザは1年〜5年の期限があり、更新手続きが必要。
  • 転職制限：在留資格によっては、職種や雇用先の変更に制限があります。

まとめ

Summary

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